2023.05.10
企業の口コミサイトの情報をどこまで信じますか?
リージョナルキャリア富山の腰本です。
内定が出た企業や志望度が高い企業について情報収集しているとき、「口コミサイトでネガティブな情報を見つけてしまった」というご相談をいただくことがあります。
先日県内のある企業にご入社されたMさんもそうでした。選考では企業からの評価も高く、ご本人も手ごたえがあったのですが、ある口コミサイトでいくつか良くないコメントを目にしたことで、今後の選考について不安を感じられ、「実際はどうなのですか?」とご相談をいただきました。
そこで、私自身が企業に対して抱いている印象や、経営層や社員の方とのコミュニケーシを通じて思っていること、企業訪問や見学など現場を見て感じていること、そしてこれまで当社経由でご入社され、現在勤務されている方からお聞きしているリアルな情報をお伝えしたところ、ご納得いただき、入社の決断をされました。
それでは口コミサイトの情報をどこまで信じたら良いのでしょうか?
あくまで一つの参考事例として捉える
私がご相談いただいた場合は、「あくまで一つの参考意見として、ご活用ください」とお答えしています。口コミサイトの投稿はほとんど退職された方の意見ですし、退職されたということは、その方にとって何かしらネガティブな要素があった可能性が高いです。
また、それぞれの職種やポジションも違いますし、企業によっては正社員や派遣社員など、さまざまな雇用形態の方がいらっしゃいます。どのような立場で、どのような仕事をしているかによって、捉え方や感じ方も異なる場合が多いです。
そのため、口コミサイトで見つけた情報については鵜呑みにせず、一つの参考事例として考えて、ご自身で見極めほしいと提案しています。
自分の軸で判断する(+転職コンサルタントに相談を)
選考を受けている企業や転職希望先の企業について、ネガティブな情報を目にすると、「この企業に入って大丈夫なのか?」と不安になるのは当然だと思います。
そのときに重要なことは、一つの情報に振り回されることなく、ご自身が選考の中で集めた情報や感じた印象を大切に、ご自身の軸で判断されることだと思います。
我々のような転職コンサルタントの支援を受けているときは、率直に相談するのも良いと思います。
実際にご入社された方の事例を共有することで不安を解消できることもあるでしょうし、場合によっては企業側と共有し、不安を取り除く場を作ってもらうなど、より納得した決断をしていただくサポートができると思います。
ネガティブな情報だけに振り回されることなく、ご自身にとって本当に大切なことは何なのかを見極めて、良い決断をしていただきたいと思います。
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